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巨乳微ぽちゃ系にょたシンの体重管理の話。
短いです。
短いです。
「お前な・・・体重制限があるって分かっているだろ!これ以上太ったらジャスティスで俺の膝に乗せるからな!嫌か!?俺だって嫌だ!!だったらさっさと体重を元に戻せ!!」
顔を真っ赤にして怒鳴りつけたアスランにセクハラだと言い返すことはできなかった。ぷにぷにの二の腕に制服を押し上げる豊かな胸元。
うっかり聞いてしまったカミーユが気まずそうに眼をそらす。シンは少しだけ泣きそうな気持になりながら自身のつまめる腹に視線を落とした。ぷにぷにでたぷたぷだ。まだスカートを仕立て直す必要はないが今の生活を続けるなら時間の問題だろう。
むき出しの太ももはニーソックスに肉が乗っている。顏に肉が付きにくいのが救いだろうか。
「し、シンくん!私も一緒に頑張るから、ね?」
セツコがシンの両手を握ってにこにこしながら言うが頬を伝う冷や汗を見逃すことはできなかった。
それもこれも、キング・ビアルの、もっと言えば梅江さんと花江さんのご飯がおいしいのがいけないのだ。シンは目の前に並んだ栄養食を見てため息を吐いた。久しぶりの地球の食材、それも日本食で母の味なんて食べずにいられるわけがない。
インパルスの特殊な機構、戦闘機よりもまだ軽量なコアスプレンダーに搭乗するためにはパイロットにもそれ相応の体格が求められる。地球に降下して以来ぎりぎりのラインを保っていたのだがここ最近、特に秋になってから些かオーバーしていた。
それをアスランに知られてしまったのが運のつきだ。シンが部屋にため込んでいた菓子類はすべて没収され食べ盛りの少年達のもとへ配られてしまった。シンを可愛がりたくさん食べさせようとしてくれる神一家もくぎを刺されたらしい。
勝平やガロードが気の毒そうな視線をこちらに送っていたが助けてくれることはなかった。当然だろう、アスランの緑の瞳が視線鋭く見張っている。
「あと2キロ痩せたらおばあちゃんの栗ご飯・・・あと2キロやせたら花江さんのさんまの塩焼き・・・」
ぎりぎりと歯を食いしばりながら筋トレをするシンに差し入れをしようとしたクワトロ大尉は部屋の前でアスランに捕まった。
女性に甘いアスランがこれほど鬼になっているのは珍しい。すべてはシンの為なのだが本人に伝わっていないのが悲しいところで。ぷるぷると大きな胸を上下させながらランニングマシーンを使うシンに心配して付いて来ていたカミーユがそっと前かがみになりながらトレーニングルームを出て行った。
「眼福だな」
普段は寄り付きもしないアムロが体を鍛えているのもまぁ、良い事なのだろうとブライトは黙認している。ミネルバのタリアもため息を吐きながら見守っていた。
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